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横浜〜福岡1100km!移住デザイナーの日々つれづれ。

横浜から福岡へ移住しました。日々思ったことを淡々と綴ります。

娘と二人でハロウィンのはずが…。

 

初めて福岡タワーに登った日。

 

いろんな街のシンボルとしてよくあるのが、「◯◯タワー」。ここ福岡にも福岡タワーというタワーがあり、先日ハロウィンの日に、福岡タワーでハロウィンイベントがあるというので、娘を連れて行ってみた。平成元年に福岡市制100周年を記念し開催されたアジア太平洋博覧会のモニュメントとして建てられたものらしく、もう27年目を迎えるとは思えないほど綺麗な外観と古さを感じないデザインだった。
結局、ハロウィンイベントは娘がお化けの着ぐるみやぬいぐるみを怖がってしまい、楽しみにしていた娘とのハロウィン記念撮影もできずじまい。
まあ仕方ないか。怖がる娘を無理やり着ぐるみ来させて記念撮影するのも親のエゴというもの。しばし展望室から景色を眺めたり、コインを入れて眺める望遠鏡を娘と代わりばんこに覗いてみたり。 

 

f:id:juns0714:20151118224321j:plain空と地上の境目ってどこを指すのだろう。

 

高いタワーの展望台に登るといつも感じる事。

 

高さとしては234mということで、634mある東京のスカイツリーには遠く及ばないけど、高いタワーに登るといつも感じることがある。普段暮らしている場所はここよりものすごく低い場所にあって、もちろんこの高さからは上からただ眺めることしかできないけど、普段生活している地上の人の表情や生活の音、人の声や様々な色、それらの普段目にしているものが今ここにいる自分に入ってくることはなく、この高さから眺めると、ただその下に見える世界が「ある」だけ。この高さから五感で感じることができない世界で自分たちは普段生きているんだな、と思う。

普段生活している世界の音を聞こうとしても聞こえない、見ようとしても見えないくらい高いこの場所から見下ろすと、この、なにも動きのないように見える世界で自分たちは普段生きていて、この高い場所からの景色はいつも変わらないはずなのに、目下に見えるこの世界では、見えない所で見えない人々が争っていたり、小さな幸せがあって大きな喜びを感じていたり、誰かが誰かを傷つけていたり、または傷つけられたりしている。じゃあここよりもっと高い場所から普段暮らしている場所を眺めたら、まったくなにも動いてないように見えるはずなんじゃないか。自分たちがこの人間のサイズで生まれたからこそ見える世界でしかないんじゃないかって思う。その世界に限定してこだわるからこそ生まれる争いに何の意味があるのか、逆にその世界に限定してこだわるからこそ大事にしたい幸せの意義があるんじゃないか。少年時代から東京タワーに登るたびにそんな結論の出ない事を考えていたが、大人になった今もそれは変わらない。ただ、こやって高いタワーに登ってなんとなく景色を眺めているのは決して嫌いじゃない。

 

f:id:juns0714:20151118230239j:plainこの日はとても寒く、寒い寒いと言いながら歩いていた娘は翌日風邪で発熱してしまった。

 

結局娘がハロウィンイベントを怖がったので、福岡タワーに来た意味がなくなってはなんなので、福岡タワー神社でおみくじを引かせてあげた。くじを引いて出た数字のボックスを開けると、おみくじが平積みされている仕組みだが、そのおみくじを上から数枚めくって見てみたら、全部大吉だったというオチ。
またたまにはこうやってタワーに登って景色を見に来ようと思う。いつかなにか違う世界が見える時がくるような気がする。

 

f:id:juns0714:20151118230601j:plainハロウィンは怖いけど、おみくじは引きたい!