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横浜〜福岡1100km!移住デザイナーの日々つれづれ。

横浜から福岡へ移住しました。日々思ったことを淡々と綴ります。

デザインにおける東京と福岡の違い。

 

仕事の面で感じた事。

 

先日、某福岡地場の酒蔵さんの日本酒PB商品のラベルをデザインさせていただいた。
市場規模に於いては東京圏と絶対的に違う事はあらためて言う事でもないが、商圏の規模が小さい分、消費者との距離も近い感じがして、その分消費者の声や地場の消費感覚はダイレクトに入って来る感はあって、東京圏での仕事においてはまずマーケティングデータありきでのデザインへの落とし込みであったりするものだったのだが、 なんかこう、消費者のマインドがフィルターがかって入って来る感はあったのも事実。反面地方の地場産業の場合「マーケティング」なんて言葉は、ごく東京本社の福岡支社でしか聞かれない言葉なんじゃないかと。
反面地場企業においては、この商品をわかりやすい付加価値をもっとアピールして、複合的にメディア展開も含めてクライアントに提案できたらすごい商品力を発揮できるのでは、なんて事も考えたりする。
地場企業の経営者からすれば、売れるようなデザインにしてほしい、というのが本音だろうと思う。しかし売ろうと思って売れるんだったらどの地場企業もそうやってやってるはず…などと一デザイナーは思ったりするもので。
なんてもったいない…
もっと自社商品を自信をもって語ればいいんじゃないか…
もっと売れるかは第一優先事項じゃないんじゃないか…
もっと自社は何を信じて商品を作っているかをアピールすればいいんじゃないか…
と、まあいろんな事を考えながらお客様の商品をデザインしている訳です。
そんな思いもあって、あえて日本酒っぽくないラベルのデザインを提出したら、
受け入れてもらい採用していただけて、商品として出していただく事ができた。

こういったケースの蓄積で、地方ブランドの発展に貢献できたら、これほどデザイナー冥利に尽きる事はないと思う。

 

f:id:juns0714:20151119235433j:plainあえて日本酒っぽくないデザインを出してみた。