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横浜〜福岡1100km!移住デザイナーの日々つれづれ。

横浜から福岡へ移住しました。日々思ったことを淡々と綴ります。

娘、初めての家出。


先日、ウチの奥さんが美容院に行くというので、

自宅から車で10分ほどの店に娘を乗せて車で送った。

美容院の店の前の駐車場で奥さんは車を降りようとしたところ、

娘がママとしばしのお別れとだと悟った瞬間、

ものすごく激しく泣き始めた。

「ママとタッチしたい!!」

「ママと一緒にいる!!」

とにかくこれをぎゃんぎゃん泣きながら連呼。

奥さんはとにかくなだめ、自分も一緒になだめたが、

足をバタバタ、体をよがらせて激しく抵抗。

ああ、このパターンだ。

さっきまで機嫌良く一緒に散歩をしていて、

調子いいぞと思っていたのに、一瞬にしてこの展開。


仕方がないので、三人で一緒に店に入ったが、

娘はカットに入るため座席についた奥さんにべったりくっついて離れようとしない。

試しに、「ママが終わったころに迎えにこようね〜」

と諭してみたが、

「やだやだやだやだ〜〜!!」

「ママと一緒にいるうぅぅううぎゃああああぁ!!」

と店内でまさかのぎゃん泣き


ま、マズイ。これはマズい!

他のお客さんに非常に迷惑だ。

とりあえず美容院の店長にすみません!と謝ってはみたものの、店長は苦笑い。

もう仕方がないので、娘を奥さんから強制捕獲。

店を出てそのまま車の座席につっこみ、車を出して事なきを得た。


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車中、そして家についてからもぎゃん泣きは続き、

娘はといえば、玄関で座り込み、

「ママを迎えにいぐ〜〜ぐあああぁあ」

「ママのところへいきたい〜〜っぃぃゔぃゔぃゔぃ〜」


自分はキッチンで家事をしながら娘を諭し続けたが、

しばらくして静かになったので、これはその場で寝たな、と思い、

それから数分家事を続けていた。

すると、なにも声や音がしないことに気づき、

これは玄関で寝たな、と思い様子を見に行ったところ、

いない。なんと娘がいない!

焦った!これはまずい。

自分はそのまま玄関を出て、自宅の付近の住宅街を捜しに出た。


しばらく走って捜した所、前方遠くに若い女性に抱きかかえられた娘を発見!

走り寄って娘であることを確認し、

「お父さんですか?」と声をかけられたので、

すみません、ウチの子がご迷惑をお掛けしました

と一言詫びると、娘がわーん、とふたたび泣き出した。

どうして勝手に家を出て行ったのかと、

娘を軽く叱ったところ、

「だってじぇったいママの所に行きたかったんだもんおぶおぶぁぁぁ〜」

とふたたびぎゃん泣き


まあいいか。無事だったし、

勝手に家を出ていったらあぶないよ、

と教えてこっくり頷いてわかったと言ってるし。


しかし、この娘の突飛な行動は、

なにがなんでも今すぐママに会いたいという、

自分の希望を叶えるための、本能や意思の強さに他ならないもので、

ある意味この子の良さなんじゃないかと思えてきた。

自分はそこまで強い意思で行動したことがここ最近あっただろうか。

なんでもそつなく計算して、大人だから、無理そうだから止めておこう、

などと自分の意思を簡単に曲げてあきらめてしまってはいなかったか。


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ふと思うと、今回の娘の一件は、

ダメだと言われてもあきらめない強い意思で、

本能的に自分の行動を起こす、

という忘れていた気持ちを思い出させてくれるものだった。

まさかわずか五歳にまだ満たない自分の娘に、

そんなことを気づかされるとは思ってもいなかった、

四十五歳の父だった。


鈴木順也 Junya Suzuki:juns0714

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